天日地鶏(浜松)
移転する前からのファンです。
浜北区小林に移って、かなり遠くはなったものの、やはりときどき行きたくなる。
塩ラーメンの雄。
磐田のいこいも旨かったが、こちらも旨い。
浜田山の塩も旨いらしいが、まだ食べたことがない。
移転して広くなった店内。
テーブル席は残念ながら埋まっており、カウンターではないけれど、対面が板で仕切られた長テーブルに嫁と隣あって座る。
今日も今日とて、注文するのはやっぱり塩バター。ほとんど中毒に近い。
着丼。
ヒュー♪バターヒュー♪
テンションあがるわー
バターが載った塩ラーメンってなんて素晴らしいのだろう。
バターをチャーシューからどかしてスープの中に落とす。
バターがスープにだんだん溶けていく様子を愛でながら麺を啜る。
塩スープがほんといい味。
まろやかで角がない。鶏の出汁がよく出ている。塩味はしっかり効いてるんだけど、けしてきつくない。塩味よりも複合的な旨味が勝ってくる感じ。店の謳いにある、沖縄の天日塩と、毎日取り寄せているという讃岐コーチンの出汁が、丼の中でベストマッチしているのだろう。まさに店名「天日地鶏」を体現している。
一方、麺にはあまり特徴が感じられない。
少しウエーブがかかった細麺。
スルスルいける、塩ラーメンに合った麺。欲をいえばもうちょっとツルツルしてるといいかも。ほんのわずかに、ボソッって食感がある。
特筆すべきはデフォでも大きいチャーシュー。
このチャーシューがほんと好き。
この大きさなのに、箸を入れると簡単にホロホロ崩れる柔らかさ。
どうやって煮たらこんななるんだろう。
控え目な塩味で、塩ラーメンに実によく合う。
tはこのチャーシューを少しずつ崩しながら、ライスといっしょに食べるのが大好き。
今回は税別¥720の塩バターにしたが、実は税別¥1100の「大ロースチャーシュウめん」もある。名前の通り、この旨いチャーシューがえらいビッグサイズでマウントされてくる。
一回だけ食べたことあるけど、あれはもう至福。
ぜいたくすぎる気がしてなかなか頼めないけど、いつかまた食べたいなあ。
店を後にしてから食べログで見たんだが、「ゆずごはん」というのがあるの?
海苔とあられと柚子風味のごはんが出て、最後にスープに入れてお茶漬けにできるらしい。
そんなのメニューにあったっけ??
壁に貼ってあったのかな。期間限定?
龍壽のお茶漬けみたいにできるってことでしょ?ならぜひやってみたい。
あ、ティッシュ置いてほしいです。
せめて紙ナプキン。
tはどうしても塩バターなのだけど、実は「とりそば」がかなり旨そう。
次にいったらいいかげん挑戦してみようか。