麺屋みちの(浜松)
嫁さんの出産予定日が近づいてきた。
嫁への愛は変わらないとはいえしかし、ラーメンへの愛も変わらない。
身重の嫁さん連れて今日も一路ラーメン屋へ。
今日は仕事の関係で月曜なのに休みをもらったので、月曜定休ではない店を検索。
お、みちの。
以前嫁が気になるといってた店。
評価高め。レビューも好意的。
よしいってみよう。
前回の荒野のラーメンは西区大山町だったのに対して、みちのがあるのは同じ西区の西山町。
中区からいくにはこちらの方がそりゃ近い。
店内はわりと奥行きあり。
L字のカウンター10席ほどと、座敷にテーブルが3つ。地元の人がよく来てそうな感じ。
初老の店主と奥さんの二人で運営。
店ができてからまだ数年らしいから、脱サラして始めたのかな。
やはり頼みたいのはド定番。
塩が人気、的な記事も読んだが、メニューの書きぶりをみると、店側は醤油推しって感じだったので、今回は醤油を選択。
大ぶりの深い丼に収まった渋めのビジュアル。
器が黒いと本来の色が分からなくてやきもきすることもあるけど、これはなんか、馴染んでる気がする。
まず圧倒されたのはスープの個性。
一口飲んで若干パニクる。
なんか焦げた味がする?
苦味?
渋味?
…ん、いや、旨味だこれ。
なんだろこの焦げたような独特の風味。
薫香?
使ってる節から来てるのかな。
メニューにちらっと書いてあったのは、豚骨、鶏骨、魚介のスープ、とだけ。
何から来ているのか…
とにかく、慣れてしまうと実に旨味。
麺はかん水多めの黄色、やや太めの細縮れ麺。
ツルツルシコシコで実に小気味良く入ってくる。札幌ラーメンみたい。スープによく合う。
チャーシューは歯応えしっかりめ。変な主張はなく、長葱、メンマと共にバランスの一助に。
卵はギザがついておしゃれな切り方だったが、固茹で過ぎかな。個人的にはもう少し半熟気味が好み。
しかしトータルで見れば実に完成度高い。安心して食べられる旨いラーメンでした。
嫁の塩も味見したけど、塩は逆に極限の控え目加減。旨いけど。
tとしては、完全にこの醤油の個性にハマりました。
また来たいと思います。