原則ラーメン

原則として、浜松のラーメンについて書きます。

七福神 壱 (浜松)

この前行ったら静岡ラーメンフェスタ出店のため休業だった七福神 壱の件を再チャレンジ。

旧山彦の店舗に入ったお店。
ちなみにこちらは現山彦。

本店は森町にあるそうな。
一階部分が店舗になってる、テナントアパート3階建て。
店前の駐車スペースは2台分のみ。
われわれがいったときは土曜昼だったので、隣の店舗も休業時間のため駐車可能でした。
店の外には家族1組、カップル1組。

意外に15分くらい待たされ、店内へ。
はじめはカウンターに案内されるも、テーブルが空いたからと、テーブルへ案内してもらう。
嫁さんのおなかが大きいから気を遣ってくれたのかな。

鯛だしラーメンも気になったが、10:00まで限定とのこと。
それなら迷わず「つけ麺しお」

着丼。
細麺。かん水が効いてるのかな?黄色みが目立つ。

へえ。塩なのに卵黄がのってる。
そしてこの白いのは…メレンゲ
見た目も美しい。期待が膨らみます。

まずは卵黄を崩さずに食べてみる。
ん、ガツンと塩味。
魚介系の出汁もしっかり感じられる。
てか、ちょっとしょっぱすぎるか…
メレンゲのふわふわが細麺に絡んで、口当たり、喉越しは滑らか。
ときどきくるフライドオニオンの歯応えが良いアクセントに。
不思議なのは、食べていると、熱いときとぬるいときがあること。
熱いスープの上にメレンゲを敷いたからかな
メレンゲ部分はぬるくて、スープ部分は熱いということか。

途中で卵黄を崩してスープとひと混ぜ。
生の黄身を麺に絡めて食べてみる。
うんこりゃ旨い。さすが卵黄。個性がすごい。
黄身の味が全体を濃厚&マイルドに。
しょっぱさもだいぶ抑えられたか。

なんというか、食べてる間にいろんな変化があるね。このつけ麺。
メレンゲによるぬるさと熱さの変化。
卵黄が入ることによるビフォーアフター
塩味の変化。
フライドオニオンの食感。
白髪葱。
あと大葉。あるのとないのではかなり違う。

変化が多いのは良いこと。
食べてて飽きないからね。
事実、かなりの勢いで止まらず食いました。

でもなー…
止まらず食べた一端には、しょっぱさもあったかな。
じっくり食べるとしょっぱさが気になって箸が止まってしまうのではないか、という強迫観念的なものがうっすら。
そしてやっぱり、ぬるいのはどうしても印象よくない。
つけ麺はあったかく食べたいです。
それにはスープが熱々じゃなくちゃね。
メレンゲが固まらないまま、なんとか熱々のスープにできないものか。

ただ、七福神 壱のポテンシャルはここで終わらない。

ご覧ください。おじや。

課金が必要だが、残りスープを一旦引き取ってちゃんと調理していただける。
これうまかったな。山彦にも「つけあと雑炊」があるけど、こっちの方が好きかも。
龍壽の「お茶漬け」ともまた別物。

総括すると、面白いし好きになりたい店。
嫁さんは残念ながらお気に召さなかったようだが。
とにかくしょっぱさをなんとかしていただきたい。せっかく色々な工夫を凝らしているんだから。
しばらく静観してみます。